こんにちは!
Fujikoさん、すごく気になる話を聞いたのです…💦
心配なので、質問させてください!
こんにちは!まるこさん、どうしたのですか?
友人が
「私は水を飲んだだけでも太る体質だから、痩せるなんて無理!」
と言っていたのです。
水を飲んでで太る…なんてことあるのでしょうか?
まる子はけっこう水分を摂っているほうなので、心配になっちゃいました。
なるほど。
確かに水を飲んで体重が増えることはありますね。
でも「太る」とはちょっと違うので、詳しくお話ししましょうね!
水を飲むと、体重が重くなるのは本当です
あくまでも数字上の話しになりますが、水を飲むと体重は増えます。
水は1リットルで1kgの重さがありますよね?
もし1リットルの水を一気に飲めば、その直後の体重が1kg増えていても不自然ではありません。
でもそれは、ただ重さが増えただけのことです
え〜やっぱり!
重くなるってことは太るってことですよね?
慌てないで!「重くなる=太る」ではないのですよ!
「太る」の意味を考えてみましょう
皆さんは「太る」ということを、どんなスケールで測っていますか?
・体重
・体脂肪率
・腹囲
・血液検査の数値
・身体のサイズ
・洋服のサイズ
・摘んでみたお腹の肉の厚み
・鏡に映った自分…(T_T)
いろいろありますよね?
そうです。いろいろあるんです!
いろいろなスケールで測り、客観的にみても明らかにどの数値も増えているならば、それは「太った」と考えましょう。
ですが殆どの方は「体重計」の数値(重さ)ばかり気にしているのが現状です。
そうですね。
「家族の健康の目安に」と思って購入した体重計ですが、いつの間にかまる子は体重計に表示される数字と、毎回戦っているような気分になっていました。
まる子さんの言う通り「体重計はひとつの目安」です。
あまり体重計の数字にばかり、執着しないほうがいいですね。
では、
水を飲んだ後に体重が増えていても、太ったわけじゃないってことですか?
そうです。
そんなに単純ではないということです。
でも、注意しなくてはいけないポイントもあるので、紹介しておきましょう。
注意1. 塩分との関係
人の身体(体液・血液)は一定のPh値の範囲内に保たれるよう、ホルモンによってコントロールされています。
なので塩分濃度の高い食品を食べると、体内環境を整えようとして無意識に水を飲みたくなるのです。
あ〜!
まる子はカップラーメン食べた後とか、お水グビグビ飲んじゃいます。
もしかして、スープまで完食してます?
そこ、控えるだけで全然違いますよ〜!
体内の塩分濃度が濃くなると、身体は水分を吸収して体内の塩分濃度をコントロールします。
このため体内の水分量が一時的に増え、体重が増えるのです。
また、継続的に塩分が高い食事を続けている場合は、常に体内水分量が多い状態にあるということになります。
必要以上の水分が身体の中にあるって…どんな状態になるのでしょう?
皮膚にむくみ(浮腫)が感じられたり、血圧上昇や内蔵への負担がかかることもあります。
また、ダイエットしていても身体があまり引き締まった感じにはならないです。
なるほど。
濃い味を好んでいると身体に水分が溜まって体重が増えるのですね。
浮腫んでるのか〜…。
体重が増えるとつい「太った!」って思っちゃいますよね。
そうですね。
さらに身体が浮腫んでいると、必然的に身体のサイズは膨らんでしまうので、ますます「太った」と錯覚しまうのです。
塩分控えめな食生活って大事ですね!
普段の生活で、なるべく塩分を控えめにすることは大切です。
けれど人それぞれに好みの味というのがありますし、病気の治療のためでなければ極端な塩分制限はしなくてもいいのではないかとFujikoは考えています。
「最近、濃い味が続いているかも」と、気になったら「いつもよりちょっと控えめ」にするだけでも、身体は変わっていきますよ!
注意2. 飲んでいる水は、本当に「ただの水」なのか?
ところで皆さんは、お水の成分表示は見てますか?
え?!
水にも成分表示あるのですか?
水は水でしょ〜?
最近、フルーツなどの風味が付けられたお水が販売されていますよね?
レモン風味、オレンジ風味、桃風味…など。
実は、わりとカロリーがあるものも販売されているので、成分表示を確認しましょうね。
まる子の水は、桃風味で10kcalですよ!
あ、本当だ!ゼロkcalじゃないんですね〜。
よ〜く見てくださいね!
100g当たり10kcalなどと表示されていませんか?
あ!
本当だ!まる子の水は「100gあたり10kcal」と書いてあります。
500mlのペットボトルのお水は500gですから、まる子さんの桃風味のお水は5×10で50kcalのエネルギーがあるということになるのです。
あらら…水はゼロキロカロリーだと信じていたので、深く考えずにどんどん飲んでいました。
昨日は3本飲んだので150kcalも摂っていたのですね…。
わ〜💦とても残念な気持ちです(T_T)
自分で気付かないうちに、余分なエネルギーを摂っている事もあるという例です。
このように
「水は0kcalだと思い、特に気にせず1日数本のペットボトルのお水を飲んでいたら、実はカロリー摂取していた!」
ということもあるので、食品の成分表示、せめてカロリー表示は確認するしましょうね!
ほんの少ないエネルギーでも、毎日積み重なれば「体重・体脂肪の増量」など、大きな結果を招いてしまう危険もあります。
まとめ
今回は「水を飲んだだけで太る」というのは本当か?について解説しました。
水には重さがあるので、飲んだ直後は体重が増えていることもあるでしょう。
でも「太る」と「体重が増える」というのは似ているようで全く違うのです。
体重計の数字にばかり囚われず、
・体脂肪率
・腹囲
・血液検査の数値
・身体のサイズ
・洋服のサイズ
・摘んでみたお腹の肉の厚み
・鏡に映った自分…(T_T)
などしっかりとチェックして、トータル的に増えているときに「太った」と判断すると良いですね。
また塩分濃いめの食事が続くと、身体は水分を溜め込み浮腫んでしまい体重が増えてしまいます。
味の濃い食事が続いた後は、塩分を控えるなどのコントロールを心がけましょう。
飲んだり食べたりするものの成分表示も、ちょっと気にする程度でいいので意識しましょうね!
最低限、どのくらいのカロリーがあるのか?は気にしましょう。
コメント