こんにちは!
今回はFujiko が担当したお客様の、実際にあったお話しを紹介します。
え!そんなのブログ上でぶっちゃけて良いのですか?
もちろん、ご本人の了解は頂いていますよ☆
ダイエットのハードな話でしょうか?
まる子には実践できないような、辛い内容とか?
あ、全然ちがいます!
ご本人的には「ダイエットとは無関係だと思っていたのに…」というお話しです。
「ダイエットとは無関係だと思っていたのに…」?気になりますね。
ですよね^^
では、紹介しましょう。
健康維持のため運動を始めたつもりが…
40代後半のあき子さん(仮名)は「最近、疲れやすくなったから体力をつけたい」という理由でパーソナルトレーニングを申し込まれました。
あき子さんのパーソナルデータは
身長:158㎝
体重:53kg
BMI:21(肥満度を表す指数)
で「普通体重」だったので、パッとみた感じでは肥満とは関係ないように見えます。
ですが体脂肪率(Fat%)を測定したところ、結果は38%で「軽度肥満」という診断になりました。
※体脂肪率(Fat%)は、女性の場合35%を超えると肥満となります。
え!まる子と同じ身長!
なのに体重は、まる子より15kgも少ない!
めっちゃ痩せてるじゃないですか〜💦
それなのに肥満って…?
不思議に思うかもしれませんが、年齢を重ねた女性の場合によくあることなのですよ!。
若い頃と比べて、さほど体重は変わっていないのに
「昔の洋服がキツくて着れない」とか
「ジーンズのサイズが変わった」ということはありませんか?
思い当たる方は注意してくださいね!
少しづつ筋肉は減り、体脂肪が増えています。
「肥満」に近づいてますよ!
体重が減っていなくても体の中身は変わっている!
一般的に、ヒトの体の筋肉量は25歳でピークを迎え、何も運動をしなければ毎年1%ずつ筋肉は萎縮していきます。
毎年たった1%なら、全然たいしたこと無いじゃないですかー(笑)
脅かさないでくださいよ〜。
本当に、たいしたこと無いのでしょうか?
25歳の時の筋肉量を100と例えると、20年後の45歳の時には20%の筋肉が減っています。
そのまま何も運動をしなければ、40年後の65歳では40%もの筋肉量が減っていることになります。
下半身を支える大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が一番萎縮しやすいので、まさに加齢とともに足腰が弱っていくのです。
でも…
「筋肉が徐々に減る」ということは「だんだんショボい身体になっていく」ってことですよね?もしそうなら、年齢とともに体重が軽くなるはずじゃないですか?
そうです!
なのに体重が変わらない…ということは?
も…もしかして、筋肉が減った分と同じ重さの「何か」が増えている?
そう!その「何か」とは?
脂肪!!💦💦💦
やだーーーっ!
筋肉と脂肪を比べてみよう!
ここに同じ重さの箱があります。
どちらも重さは1kgですが、黄色い箱は赤い箱より見た目が20%多いです。
まさかと思いますが、赤い箱が筋肉の例えですか?
まるこさん、鋭いですね!
そのとおりです。
ということは…
「若い頃から体重は変わっていない」と思っていても、
「徐々に見た目は20%づつ増量している」ということですか?
残念ながら、そういうことになります。
Fujikoが言いたいのは
「体重が変わっていなくても、体の中身はどんどん変わっている」ということです。
油断してはいけないのです。
⇛20%見た目増量
Fujikoさん、お願いです!
なんとかしてください(T_T)
まる子は20%も見た目増量したくないですー!
まずは身体を動かして、筋肉を刺激してあげましょう!
そしてタンパク質多めでバランスの摂れた食事を摂りましょうね。
健康維持のために運動相談にいらしたあき子さんは、当初自分が軽度肥満であることにとても驚いていました。
その後、無理せずゆっくり運動と食事のバランスを整えたことで、1年後には体重はそのままで体脂肪率が32%まで減り「肥満」から脱出することができました。
健康診断での、血液検査の結果もかなり変わったそうです。
あき子さんは運動と食事の見直しで、
1年後には「着れなくなっていたブラウスが、すんなり着れるようになった」
というほど、身体が引き締まりました。
昔から体重が変わらなくても、身体の中身は変わっている!
女性はどうしても「体重」を気にしがちですよね。
もちろん「体重」は健康維持のためのひとつの目安になります。
ですが「体重」だけでは気付かない身体の変化があるのも事実です。
「筋肉は加齢とともに、少しづつ減っていく」
ことを理解しているだけでも、運動することの意味や食事のバランスを整えるきっかけになりますよね^^
「体重は変わっていないのに着るものがキツイ」
と感じたら、迷わずカウンセリングを受けましょうね!
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