こんにちは!
アラ環ダイエットトレーナーのFujikoです。
今回はダイエットカウンセリングで、一番多く質問される
「どんな運動をしたら早く痩せられる?」
についてお話しします。
まず最初に、衝撃の事実をお伝えしますが、
運動しただけでは痩せません
ダイエットを成功させるためには食事管理が8割、運動が2割と考えましょう。
もちろん、運動することで筋肉を動かしカロリーを消費します。
動かした筋肉は少しづつ強くなり、基礎代謝を高くします。
運動はダイエットを成功のための補助的効果になりますが、毎日少しづつ続けることに大きな意味があるので
毎日続けることができる運動=早く痩せられる運動
ということになります。
では、どんな運動なら毎日続けられるのでしょう?
まずは、運動には3つの種類があることについてお話しします。
1 筋力トレーニング
マシンやダンベル・バーベルを使って筋肉に負荷をかけ、筋肉を大きくしたり引き締めたり、または瞬発力を養う運動です。
※近年、美しい身体を手に入れる最短の方法として「筋トレ女子」が流行っています。
動画で紹介されている筋トレとは別に、重りを持たずに自分の体重を利用して行う「自重トレーニング」もダイエットには効果的です。
筋力トレーニングをしっかり行うことによって、基礎代謝(エネルギー消費量)増えるので、ダイエットをするなら是非取り入れたい運動です。
2 有酸素運動(ゆる~い運動)
身体の中にある脂肪(油)をエネルギーとして効率よく燃やすためには、とても多くの酸素が必要です。
たくさん呼吸して、酸素を身体の中にいっぱい摂り込むということです。
たくさんの酸素を、無理のない状態でどんどん身体に取り込み続ける運動とは、その人が持つ心肺機能の約60〜65%で運動を続けている時です。
60〜65%とは?
安静時より呼吸数は増えるけれど、苦しくない運動。
です。
例えば大股でゆっくり歩いてたらいつの間にか額に汗が滲んでくるくらいの、ゆる〜い運動です。
身体がポカポカする程度がちょうどいいのです。
※こちらの女性、最初はただ歩いているだけの動画に見えますが、後半で散歩している人たちとの速さの差がわかります。
※女性の歩く速さは、散歩している人たちの倍くらいの速さですね。少しの差で脂肪を燃やす効果があるのです。
また歩く時に姿勢をしっかりと保つと、腹筋や背筋を使うためさらに効果が高くなります。
3 無酸素運動(激しい運動)
無酸素運動とは、酸素を取り込まなくてもできる瞬発的な運動を言います。
例えば砲丸投げとか短距離走、幅跳び、高飛びなど一瞬だけ筋肉を爆発的に動かすような運動のことです。
※動画では2分30秒あたりで100mレースがスタートします。
短時間に爆発的な力を発揮するための無酸素運動は酸素を必要としない運動なので、脂肪を燃やす効果はありません。
ジムでもたまに、ほぼ無酸素運動に近いほど激しく走っている方を見かけます。
「激しく動いてめちゃくちゃ汗をかいたら痩せる」と信じているのです。
私達トレーナーがアドバイスしても
「走った後は、体重がめっちゃ減ってるから!」
と、聞き入れてくれません。
気持ちはよく分かります。
達成感もあるし、走りきった後の満足度も高いですよね。
でも科学的ではないのです。
激しい運動で消費されるのは脂肪ではありません。
激しく走った後に体重が減っているのは、汗をかいて水分が減ってるだけです。
また、体重の重い人が激しく長時間走ると、膝や腰に大きな負担がかかり怪我や故障の原因にもなります。
痩せるという目標を達成する以前に
「膝が痛い」
「腰が痛い」
となり、
「やっぱ無理!」って諦めちゃう。
ですから上手に痩せたいなら走らずに、歩きましょう!
早く痩せられる運動とは
1から3の運動の中でダイエットに効果的な運動は、
1.筋力トレーニング
2.有酸素運動
のふたつを組み合わせた運動ということになります。
ですがこの組み合わせで運動をすると、少なくても1時間はかかります。
自宅にマシンやダンベルが無い方は、ジムに通わなくてはなりません。
毎日ジムへの往復の時間+運動する時間を確保するのはかなり大変ですよね。
普段、運動する習慣がない人にとっては体力的に辛いかもしれません。
そう、ひとつづつ突き詰めて考えると
早く痩せられる運動とは、
毎日続けることができる運動であり、
筋力トレーニングと有酸素運動を合わせた運動ということになります。
さらにできるだけ簡単で、自分の体力レベルに合っている運動です。
そんな運動、ある?と思いました?
実はあるのです。
最初はたった5分。
続けることでどんどん体力が付き、足腰も強くなります。
どんな運動なのか知りたい方は、こちらの記事をお読みくださいね!
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